1月8日、エクアドル政府は、全国を対象に60日間の非常事態宣言を発令しました。この措置は、国内の刑務所6か所で発生した暴動と、犯罪組織「ロス・チョネロス」のリーダー、アドルフォ・マシアスの脱獄事件に対応するためのものです。外務省ホームページと現地ツアー会社の情報をもとに記事は作成しています。
目次
エクアドル全土で非常事態宣言:夜間外出禁止令と安全対策
エクアドルの観光名所であるガラパゴス諸島や赤道記念碑公園の観光にはどのような影響があるのかチェックしていきましょう。
夜間外出禁止令
非常事態宣言に伴い、60日間、毎夜23時から翌朝5時までの外出が禁止されます。この時間内に航空券を持っている方で移動が必要な場合は、空港送迎が可能です。ただし、航空券の控えを持参する必要があります。
最近の騒動と安全対策
さらに、エクアドル国内では、8日夜から全国で爆弾事件が発生し、9日にはグアヤス県グアヤキル市のテレビ局で占拠事件が発生しました。これらの事件により、国内の安全情勢は不安定です。
政府は、民間人の安全を最優先に考え、これらの措置を講じています。国民と訪問者は、騒動の発生している場所に近づかないよう注意し、不要不急の外出や移動を控えるよう求められています。また、当座の食料、飲料水、ガソリンなどの生活物資を確保し、自身の安全を最優先に行動することが推奨されています。
情勢の変化に注意
情勢は刻一刻と変化しています。エクアドル政府および報道機関からの最新の情報を入手し、適切に対応することが重要です。
この非常事態宣言は、国民と訪問者の安全を守るための措置であり、エクアドル政府は状況の改善に向けて努力しています。
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