イタリア・バチカン周遊で現地テスト!ネットが本当に使えたeSIMを比較

世界遺産を一番多く見られる場所はどこだろう？そんな問いから、私のローマ旅は始まりました。

世界で最も多くの文化遺産を持つ国はイタリア。その中でも首都ローマは、街全体が“歴史の博物館”のよう。

どこを歩いても、ふとした角に2000年前の遺跡が佇んでいる…。そんな不思議な感覚が味わえる場所でした。

イタリア旅行は初めての海外旅行だったこともあり、レンタルWi-Fiは借りなくても行けるだろうと、最寄りの駅に滞在中のみフリーWi-Fiを使用。

ホテル等では使用せず。これが大失敗。

・空港から出られない！
・宿泊地の場所がわからない！
・お店に辿りつかない！

初めてイタリアに行ったとき、空港を出るバスが現金払いしかできなくてびっくり！デビットカードしか持ってなかった私は、まず両替所探しからスタート。

でもその場所を調べるにもネットが必要で、フリーWi-Fiを探しても遅くてなかなかつながらない…。目的地に着くまでにも何度も迷って大変でした。

その反省を生かして、2025年6月の2回目のイタリア旅行では、eSIMを5つ用意して通信速度をチェック！。10日間の旅がグッと快適になりました！

現地で検証！イタリア主要都市で繋がるeSIMランキング

今回は、4つのeSIMを契約しました。使用感をわかりやすく伝えたいので「Instagram」「Web検索」「画像の読み込み」の3つのポイントで比較してみました。

たとえば、Instagramではストーリーや動画がスムーズに見られるか、投稿の読み込みに時間がかからないかをチェック。

Web検索は、調べたいキーワードを入れてすぐに結果が表示されるか、ニュースサイトなどがサクッと見られるかというので総合的に評価してます。

サクサク度 順位.サービス	ローマ 空港	ローマ テルミニ駅	フィレンツェ ミケランジェロ 広場	ベネチア サンマルコ広場	ミラノ 駅周辺
1. World eSIM	◎（5G）	〇（4G）	◎（5G）	◎（5G）	◎（5G）
2. Saily	〇（4G）	〇（4G）	◎（5G）	〇（5G）	◎（5G）
3. トリファ	〇（4G）	〇（4G）	〇（4G）	〇（4G）	〇（4G）
4. Airalo	〇（4G）	〇（5G）	〇（5G）	〇（5G）	〇（5G）

正直、どのeSIMも普通に使う分には大きな問題はなし。でも、体感的にはWorld SIMがいちばんサクサク動いて、Airaloはちょっと遅めかな？って感じました。それ以外のSIMは、速度にほとんど差を感じなかったです。

ちなみに、同じ場所でもSIMによって4Gだったり5Gだったりすることもあったので、電波のつかみ方はやっぱりサービスによって微妙に違うみたいですね。

実際に使ってみてオススメできるって思った2つをピックアップ！

World eSIMイタリア周遊オススメ！

ローマやミラノみたいな大きな都市では、World eSIMが全体的にとても安定していて、ずっと5Gで快適につながっていました！とにかくサクサク使いたい！」って人にはWorld eSIMがオススメです！さらにお値打ち！

	5GB	無制限 (7日間）
World eSIM	1998円	3980円
Airalo	2200円	なし
Saily	2826円	5357円
トリファ	2620円	6390円

World eSIMを運営しているのは株式会社ピジョン。決算報告書によると、2024年には利用件数がなんと20万件にのぼったそうです。お値打ちなうえにクーポンもありかなり多くの人に使われていているようです。

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トリファは厚いサポート体制とアプリが使いやすい

トリファは通信速度に関して悪くはなかったんですが、画像の読み込みだけはちょっとだけ差が出たかな？という印象でした。ただ、初心者で設定に自信がなかったり、初海外って方にはオススメ。4社のeSIM設定してみてトリファが一番親切だなって感じました。

・アプリでeSIM対応スマホか簡単診断
・eSIMの設定方法が写真付きで丁寧
・日本人による24Hチャット対応

初心者だったら爆速ではないにしてもトリファをオススメしますね！こちらもクーポンが用意されているので少しでも安く購入しましょう！

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eSIMとは？海外でネットを使う方法とeSIMがオススメな理由

「次こそ、ネット環境で失敗したくない」はじめてのイタリア旅行でWi-Fiに苦労した私は、eSIMについて調べ始めました。

eSIM（イーシム）とは、スマホの中にあらかじめ組み込まれているデジタル版のSIMカードのことです。物理的なカードを差し替える必要がなく、オンラインでプロファイル（契約情報）をダウンロードすれば、すぐに使えるんですよ。

私がイタリアで困ったような、

• フリーWi-Fiが不安定
• 現地SIMを買う場所が分からない
• レンタルWi-Fiの受け取りや返却が面倒
  

…そんなトラブルをeSIMひとつで解決できるんです。

しかも、事前に日本で設定しておけるので、現地に着いた瞬間からネットが使えてとても安心！

eSIMとレンタルwifiとの違い

海外旅行の通信手段としてよく使われるのが、レンタルWi-FiとeSIM。どちらもネットが使えるようになる方法ですが、使ってみるとそのラクさの違いに驚きます。

	レンタルWifi	eSIM
利用方法	機器を受け取り パスワード入力	スマホ内蔵のSIMのまま 差し替え不要
受け取り	必要	不要
持ち歩き	充電切れに注意 行方不明に	スマホのみ
返却	必要	不要

学生時代、海外旅行ではいつもレンタルWi-Fiを使っていました。ルーターを空港で受け取って、帰国後に返却するという流れ。定番なので安心感はあるけど –正直ちょっと面倒でした。

特に困ったのが、「どこにしまったか分からない」問題。カバンの奥底に入り込んで、取り出すのに一苦労。それに、うっかり充電し忘れて使えないなんてこともありました。

グループで行動しているときも、「あ、Wi-Fiの電源入れるの忘れてた！」と友達に言われたり…。レンタルWi-Fiは便利だけど、荷物が増える・気を遣う・トラブルも起きやすいんですよね。

eSIMとフリーwifiとの違い

旅先で「とりあえずネットにつなぎたい」と思ったとき、つい頼りたくなるのがフリーWi-Fi。空港や駅、カフェなどで無料で使えることが多く、「通信料がかからない」という点ではたしかに便利です。

私もはじめて海外に行ったときは、フリーWi-Fiだけでなんとかしようとしたのですが…

つながる場所が限られているというのが、まず大きな壁でした。使えるのは特定の施設の中だけで、街を歩いている途中ではもちろん圏外。マップも翻訳も使えず、道に迷って立ち止まることが何度もありました。

	フリーWi-Fi	eSIM
利用方法	パスワードを 入力	スマホ内蔵のSIMのまま 差し替え不要
受け取り	なし	不要
利用範囲	ホテル 空港など	滞在国すべて
安定性	イマイチ	抜群

さらに、つながったとしても通信が不安定。利用者が多い場所では速度が落ちて、ページが開くまでに何十秒もかかるなんてことも。

海外旅行はeSIMがオススメ

「次の海外旅行、通信はどうしようかな？」そんなあなたにeSIMを使ってみてもらいたいです。これまで紹介してきたように、フリーWi-FiやレンタルWi-Fiにはちょっとした不便やリスクがつきもの。

でも、eSIMなら設定させしてしまえば現地の人のようにネットを手に入れることができます。

eSIMのメリットまとめ

・最短で当日から利用OK！
・SIMカードの差し替え不要＆紛失の心配なし
・世界中で使えるプランが豊富
・ルーターなしで身軽に移動できる

オンラインで購入＆設定するだけなので、空港でバタバタする必要なし。スマホに内蔵されたデジタルSIMだから、物理カードの管理もいりません。

しかも行き先に合わせてプランが選べるから、1カ国だけの旅行でも、複数の国をめぐる旅でもバッチリ対応できちゃうんです。レンタルWi-Fiも充電器ももう持ち歩かなくていいから、荷物が減ってカバンも気持ちも軽くなりますよ〜。

旅行中、スマホは“地図”にも“翻訳機”にも“チケット”にもなってくれる大事な相棒。その相棒がいつでもネットにつながっている安心感は、本当に大きいです。

イタリア周遊にオススメのeSIMを都市ごとに比較

たとえば、Instagramではストーリーや動画がスムーズに見られるか、投稿の読み込みに時間がかからないかをチェック。
Web検索は、調べたいキーワードを入れてすぐに結果が表示されるか、ニュースサイトなどがサクッと見られるかというので総合的に評価してます。

サクサク度 順位	ローマ空港	ローマ （テルミニ駅）	フィレンツェ （ミケランジェロ広場）	ベネチア （サンマルコ広場）	ミラノ （駅周辺）
1. World eSIM	◎（5G）	〇（4G）	◎（5G）	◎（5G）	◎（5G）
2. Saily	〇（4G）	〇（4G）	◎（5G）	〇（5G）	◎（5G）
3. トリファ	〇（4G）	〇（4G）	〇（4G）	〇（4G）	〇（4G）
4. Airalo	〇（4G）	〇（5G）	〇（5G）	〇（5G）	〇（5G）

それでは詳しく見ていきましょう。

ローマ・バチカン市国のeSIM比較｜インスタ・地図・画像読み込み速いのは？

首都ローマは、まるで街全体が“歴史の博物館”のよう。どこを歩いても、ふとした角に2000年前の遺跡が佇んでいる…。そんな不思議な感覚が味わえる場所です。

コロッセオ、真実の口、トレヴィの泉、フォロ・ロマーノ…。有名な世界遺産が、今も“日常の風景”の中に息づいている。その姿に、何度も立ち止まり、見入ってしまいました。

中でも一番心を打たれたのが、フォロ・ロマーノ（Foro Romano）。いまは遺跡として残っていますが、その壮大さとスケールには圧倒されます。歩いているだけで、2000年前の市民の声や、兵士の足音が聞こえてくるようでした。

eSIM	ローマ空港	ローマ （テルミニ駅）
WorldeSIM	◎（5G）	〇（4G）
Saily	〇（4G）	〇（4G）
トリファ	△（4G）	△（4G）
Airalo	△（4G）	〇（5G）

フィレンツェ・ベネチアのeSIM比較｜インスタ・地図・画像読み込み速いのは？

フィレンツェは街全体が美術館みたいで感動！ベネチアは本当に水の上に街があってビックリ。ゴンドラに乗る体験も最高でした。あと、どこで食べてもごはんが美味しくて幸せな気分に！

eSIM	フィレンツェ（ミケランジェロ広場）	ベネチア（サンマルコ広場）
WorldeSIM	◎（5G）	◎（5G）
Saily	◎（5G）	〇（5G）
トリファ	△（4G）	△（4G）
Airalo	〇（5G）	〇（5G）
Roamless	◎（5G）	◎（5G）

eSIM利用時の注意点とリスク

通信速度や接続問題の可能性

eSIMって、自分で回線を持っているわけじゃなくて、日本でいうドコモやau、ソフトバンクみたいな現地の大手キャリアと契約して、その回線を借りて使わせてもらう仕組みなんです。

だから例えば、World eSIMがドコモの回線を使ってたとして、もしそのドコモに通信トラブルが起きたら、当然World eSIMでもつながらなくなっちゃうんですよね。

しかも、どの回線と契約しているかはeSIMのブランドによって違うんです。「ドコモだけ」ってところもあれば、「ドコモとauの2つを使い分けて、つながりやすい方を自動で選ぶよ」っていう親切なところもあります。

そう考えると、トリファは複数の回線に対応していて、しかも現地の人たちが使ってる安定した回線を選んでいるので、自然が多い郊外でもちゃんとつながる印象でした。

eSIMを購入したがインストールしていなかった

「eSIM買ったのに、つながらない…！」実はこれ、インストールとアクティベーションをしていないことが原因かもしれません。

eSIMは、購入しただけでは使えないんです。きちんとスマホに設定しておくことで、ようやく通信ができるようになります。

eSIM接続までの基本ステップ

購入：アプリやサイトでプランを選んで支払い
インストール：スマホにeSIM情報（プロファイル）を読み込む作業
アクティベーション：使える状態にすること（自動で有効になるものも）
接続設定：レンタル通信をeSIMに切り替える

ここまでやって、やっとネットが使える状態に！インストール自体はとても簡単で、数分あれば完了します。

たとえばトリファなら、最短3分で設定OK！「ワンタップで完了する設定手順」も用意されていて、初めての人でも安心です。私自身、以前現地に着いてから設定しようとして焦ったことがありました。

空港に降り立った瞬間、「このあとどっちに進めば出口なのか分からない…」と立ち止まってしまい、「先に設定しておけばよかった！」と本気で後悔しました。

旅行中は、到着直後からネットが必要な場面が本当に多いもの。出発前のちょっとした準備で、その不安をまるごと防げます。ぜひ、eSIMは“買ったらすぐにインストールまで”をセットで完了させておきましょう！